大垣のサトイモ 出荷が本格化
2024.02.02JAにしみの
JAにしみの管内の大垣市でサトイモの出荷が本格化しており、今年産では、市場への入荷が少なくなる2月をピークとして2月下旬まで、岐阜市場へ約2トンの出荷を目指します。
サトイモを栽培するのは市内の生産者5戸の農家つくるで構成する「大垣さといも部会」。休耕田約1ヘクタールで栽培し、他産地との差別化を図るため、形の丸いサトイモだけを選び、独自ブランド「大垣里丸」として出荷しています。
夏場の猛暑や少雨・乾燥で生産者は栽培管理に苦労しましたが、上々の品質に仕上がっています。形状も丸いものが多く、出荷量も例年並み。出荷は1月中旬に始まりました。
部会員は、専用の選別機を使い、サトイモの大きさや品質、形状の良いものを分けて箱詰めを行っています。同JA大垣営農経済センターの担当者は「部会員が高齢化してきているが、産地の活性化と次世代の生産者確保に向けて、特産のサトイモをPRしていきたい」と話しました。