後世へ残せ 佐波いちご
2024.01.10JAぎふ
岐阜市園芸振興会いちご部会佐波いちご組合は1月2日、岐阜市柳津町地区のブランドイチゴ「佐波いちご」の出荷をJAぎふ佐波集荷場で始めました。この日は約1,000パック(1パック250グラム以上)を岐阜市中央卸売場に出荷し、5月上旬までに約3万パックを出荷します。
初出荷に合わせて同組合は、一年の無事と豊作の祈願、出荷に弾みをつけようと初出荷式を行い、組合員やJAの担当者らが出席しました。
県内で最も古くからイチゴ栽培をする同組合では現在、女性が中心となり、約25アールで「美濃娘」「とちおとめ」を栽培しています。川瀬登志子組合長は「今期産は、例年に比べて出荷が遅れているが、おいしいイチゴに仕上がっている。伝統の佐波いちごを後世につなげるため、今後も高品質なイチゴを出荷し続けていく」と話しました。