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きらきら工房の米粉パンがリニューアル

2020.09.11JAぎふ

きらきら工房の米粉パンがリニューアル

岐阜市のJAぎふ産直施設「おんさい広場鷺山」の岐阜県産「ハツシモ」を使った米粉パンの店「きらきら工房」が、消費者の声を基にパンの生地をリニューアルしました。9月8日から、リニューアルした生地を使用した新商品を発売しました。冷やしクリームパンや一口サイズのあんぱんに加え、同工房初となるメロンパンは、外側のクッキーのみ県内産の小麦粉を使用し、外はサクサクで中からはミルクバタークリームが溶け出す自信作です。

同工房は2008年に「ハツシモ」のおいしさを知ってほしいとJAぎふ女性部が製造・販売を始めました。店内で製粉した米粉を使い県内産の野菜を使った総菜パンや菓子パンなど約20種類のパンを販売し、ほのかな米の甘みと米粉ならではのしっとりともちもちとした食感が好評です。

販売開始から12年がたち、消費者の嗜好や米粉パンに求めるものが変化してきたことを受け、リニューアルに取り組むことを決めました。20年度に入り、消費者の声を聞きたいとおんさい広場の来店者約100名にアンケートを実施。「生地がもちもちとしっかりしていて1個でおなかがいっぱいになる」といった声が多く寄せられ、食べごたえはあるが、一つで満足してしまうといった課題がわかりました。

そこで、米粉パンアドバイザーを招いて試作を行い生地やサイズを改良。特徴を活かしたまま要望に応えるため、水分量を2割ほど増やして軽い食感にし、サイズは一回り小さくしました。併せて、価格も見直しを行い30~50円下げました。ちょうどよい満足感とお得感、もう一つ食べたくなる味と食感の実現を目指しました。

同工房の山口弘美代表は「試行錯誤を繰り返し、さらにふわふわ、もちもち食感になった。ぜひ、皆さんに食べてもらいたい」と太鼓判を押しています。

営業は午前9時半~午後5時 水曜定休日

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